2017/02/15

USA TOURING ④

フライトが遅れたおかげで、サンフランのレンタルバイク店を出るのがPM4:00になってしまった。
予定どうりであればサンフランで今後のキャンプで必要な燃料や食料を調達がてら街をぶらっとする予定だったがそこらへんの諸用は明日の午前にずらし、今日はひとまず1日目の宿泊地NEVADA州RENOを目指す。
カリフォルニア州とネバダ州の境にあるシェラネバダ山脈を抜けネバダ州の一番最初に現れる街がリノだ。マップ上の距離で220mil。ちなみに1milは1.6kmなので約350kmのツーリングだ。

レンタルバイク店を後にして早々にフリーウェイに乗るのだが、サンフランシスコは結構都会で狭い上に急坂と一方通行がとにかく多い。長崎県よりもさらに傾斜がキツイ。
この夕方の通勤ラッシュ時はフリーウェイの乗り降りのテンポも速いしジャンクションの進路変更もかなりの集中力を使う。通勤ライダーのすり抜けの速さときたら日本の比ではない。フルカウルのスーパースポーツやスクランブラー、アメリカンも、車の隙間目掛けてガンガン突っ込んでいく。自分も他のライダーの後ろについて見よう見まねでアメリカ流の街乗りを真似てみたが、やはりすり抜けのスピードはすぐには慣れず何度も後続のバイクを抜かせた。抜き去るライダーのピースマークが悔しいがやけにカッコイイ。
しばらく走って気がついたのだが、自分が先頭ですり抜けをしていると前方の車両はたいてい少し道を開けてくれる。なるほど!だからみんなあのスピードで突っ込んでいくのか!1時間も走ればなんとなく流れがつかめてきてだんだん巡航速度も上げれるようになってきた。しかし後ろにはフルパニア積載なので油断はできない。

辺りはすっかり日も暮れシェラネバダ山脈が近づくと気温もグッと下がり時折雪が降りフリーウェイの側道には雪が積もっている。
800GSのガソリンメーターはガソリンが1/2位減った時点からメモリが下がっていくらしく、燃費や給油のペース配分の把握がやりにくい。
しかし、幸運なことにグリッピヒーターがついているのでこの寒さでも日本の極寒時期と変わらない装備でなんとか走れている。
すでに外気温は0度目前!

途中給油とルート確認以外ノンストップで走りなんとか1日目の目的地であるネバダ州リノにたどり着いた。
リノは小さな街だがカジノもあり小さなラスベガスのように華やかな街なので散策してみたかったが、フライトから一気に走り始めたせいか、1日目というのにかなりの疲労感。足早にMOTEL6にチェックインを済ませ風呂に入り持参した食料を口にする頃には12時を回りバタンキュー。....zzz

予定の遅れはあったものの心配していたレンタルバイクの受け取りや走行も無事にこなし寝床も確保できたので、まずまずな初日となりました。





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